代表幹事からの年頭ご挨拶
明けましておめでとうございます。2018年がはじまりました。私は、気の聞いたことは言えないので、直球勝負で、北陸ネットの幹事として、ご挨拶したいとおもいます。
昨年、北陸ネットとしては、いろんな活動をしてきました。
もっとも大きなイベントは、平成29年9月2日、金沢弁護士会館にて、「欠陥住宅を見逃す『建築確認』」~木造建物に関する4号確認特例問題 ローコスト住宅を中心に~と題する勉強会でしょう。たくさんの人に来てもらいました。
一昨年の平成28年11月26日(土)~27日(日)に開催された,欠陥住宅被害全国ネットの大会で、「4号建物については、構造計算を省略しても建築基準法上は適法であり、建築基準法上の仕様規程では不十分だ」という問題意識をもっと深めるために、前回勉強会を開いたものでした。
今年は、実例を通して、欠陥住宅問題は普遍的に生じること、その解決のためにわれわれが貢献できることを、北陸の人たちに、広く伝えたいとおもいます。
そのためには、欠陥住宅問題を一緒にやろうという仲間を増やしたいとおもっています。また、なによりも、私達自身が、スキルアップするための団体でありたいとおもいます。
欠陥住宅解決のためのいろんな活動も今年もやりたいとおもっています。
個人的なことですが、昨年 私は 膝関節を悪くし、夏 人工関節を入れるために、1カ月入院しました。(現在もリハビリ中) 入院中 暇なので、ネットで住宅に関する基本的な知識を仕入れるために、いろんな資料読みあさりました。
それで感じたのは、私はまだまだ、住宅に対する基本的な知識が足りないということでした。
訴訟の中で、消極的な裁判官に対して、どうしたら説得的な主張ができるかを日々悩んでいます。そのためには、私はもっと建築上の知識を勉強しなければいけないと思っています。でも、体を壊しては元も子もない。皆さんも健康には留意してください。
北陸ネット代表幹事 川上賢正